-多額の開業資金も特殊な技能も綿密な事業計画もいらない-「しょぼい起業で生きていく」えらいてんちょう 

「起業っていわばギャンブルみたいなもので怖い」「特殊な能力を持っている人のしかできない」

ほとんどの方が持っている起業に対するイメージってこんな感じですよね。

しょぼい起業で生きていくの著者、えらいてんちょうさんは、大学在学中に「就職活動なんてやってられない」「毎朝スーツを着て満員電車に乗って通勤なんて無理」という理由から初期費用50万円ほどでリアル店舗であるリサイクルショップをオープンさせ、その後、イベントバーというちょっと変わったバーをオープンさせ、その事業の規模をどんどん拡大させていき、現在は店舗は売却し、コンサルタントや投資などで生計を立てているそうです。

この記事ではしょぼい起業って何?をまとめていこうと思います。

つらいことをやる必要はない

いま会社勤めがつらかったり、就活がしんどかったり、アルバイトがうまくいかなかったり、その他のことで困っている方たちに向けてのメッセージがこの本では強く書かれています。

一番言いたいことは「あなたはつらいつらいことをやる必要はない」ということです。

朝起きたくない、上司が嫌だ、理不尽に怒られたくない、満員電車に乗りたくないなどなど多くの方が思っているのではないでしょうか。

サラリーマンがしんどければ辞めればいい

嫌なことからは逃げてください

嫌なことから逃げないと人は簡単に死にます。命があればどうにかなります。

日本にいる限りは飢え死にはしません。

実際に著者のえらいてんちょうさんも「嫌なことから逃げた人のひとり」だと言っています。それでも嫌なことから逃げた人なりになんとかやっています。

ここからは実際にしょぼい起業をご紹介していきます。

しょぼい起業をはじめてみよう

事業計画も銀行での資金調達もいらない

あなたの想像する起業にはまず何が必要でしょうか?

綿密な事業計画、銀行からの資金調達、交通の便がいいところにオフィスを借りる、什器をそろえる、電話を引いてくる、バイトを雇う

これら全部いりません

1つもいらないとのことです。

この辺まだ本では序盤ですがとても興味深いですよね。

どうやって経営していくんだろう?これから紹介します。

日常生活で必要なものを作り、余った分を売る

例えば、農業を1からやるとして、普通の起業ならば、

需要がありそうなものを考える

高品質なものをブランディング

高単価で売る

大儲け

みたいな感じですよね。

ですが、しょぼい起業は、この考えとは真逆です

最初から一獲千金を狙わない

これもまた農業で考えられています。

まず普段食べている野菜を思い浮かべてみてください。キャベツ、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、などなど。

しょぼい起業における農業を考える場合は、まず普段自分が食べている野菜の生産です

普段自分がお金を払って買っている野菜を自分の労働で作れば、その分の支出が減り、事実上収入が増加することになります。

こういった普段行っている行為をお金に置き換えることを、「生活の資本化」と言っています。

最初から一獲千金を狙って大量生産するのは、しかるべき知識・技術を持っていてリカバリーすることが出来る人がやることです。

そうでない人が、迂闊に手を出すと、残るのは借金だけです。

生きるのにかかるコストが利益になる

たとえば、リサイクルショップを経営していたえらいてんちょうさんは、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、掃除機、なんでも生活に必要なものは手に入れられていました。自分で選び放題です。

一番いい家電は自分がもらう。余ったものは売る。これも生活の資本化ですよね。

これは飲食店でも同じことが言えます。

1人分作るところを、10人分作ったところで10倍の材料費はかからないし、10倍の労働力も必要ありません。

自分の分は食べて、残り9人分は売ってしまう。そうすることで、「食費という生きているだけでかかるコストを利益に換えられます」。

これがしょぼい起業のマインドです。

しょぼい起業は不況に強く、つぶれにくい

これまで紹介してきた内容的に、ほぼ自給自足のような形なので、原理的には、「家賃で破産する以外には事業がつぶれることがありません」

自分に必要なものは作って食べ、ごはんが売れなければ次の日に食べればいいからです。服は今では安ものがいくらでも手に入ります。

全員が全員、生活のすべてを資本化することはできませんが、「生活の中で自分のやれること・日常やっていることを事業化する」ということは鉄則です。

儲けたお金で生活しようと考えない

サラリーマン的な考え方があまりにも一般的なったので多くの人がまず、年収いくら、月収いくらを考えます。それ自体はいいことでも悪いことでもありませんが、何もかもを現金に換算して考える必要はありません

農家であろうが、飲食店であろうが、「自分が食べる分を考えればいい」のです。

このような視点は、どのような事業を行うにしても持っておく必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。起業に対するイメージが少し変わったのではないでしょうか。

僕もこの本を読むまでは、「起業」という言葉を聞くと難しいものだと思っていましたが、そんなことはなく、むしろ考え方によっては起業することで生活が豊かになるのではないかと思いました。

起業の基本を「生活の資本化」とすることで、難しく考えずに、事業の失敗などもそれほど気にせずに済みそうですよね。

生活の資本化だけでなく身のまわりの自分の所有物を資本化することも簡単に始められそうです。

この本にはまだまだ「しょぼい起業」の考え方が書かれています。この本を読むことで起業が難しいというイメージから楽しそうというイメージに変わりました

ぜひとも、今の自分や会社、就活などに不安、不満がある方は読んでみてください。

以上で終わります!

ご覧いただきありがとうございました!

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